未来塾おきなわブログ

「社員のやる気」と「差別化戦略」で独創的な経営を続ける未来工業。未来塾おきなわは、その未来工業の創業者、故 山田昭男氏の経営哲学を学びから実践・検証する場です。氏は「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の受賞や、著書「日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”」等、ユニークな話題と48年間赤字知らずの超優良会社を育てました。塾では会員各社の経営課題を氏の経営哲学に照らし合わせ検証し、各々が常に考え実践していくものです。

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4月1日山田塾長来沖!

元気に来沖した山田塾長を囲み未来塾は19時スタート。
本日のテーマは、提案制度やQC活動を実践している会社の
こんな質問から始まった。
「提案制度を行っているが、
減っていく現状がある。
 どうしたら活性化し続けられるか?」

山田塾長。
「だいたい。提案制度というのは
減っていくものだよ。」
と一言。ガ-ン
「なるほど。」でも「どうすればいいでしょう?」
未来工業では、「給料UP」と「上司の悪口」以外は何でも書いていいという。
1枚500円。年間1800枚の提案書が出される。「すごい数!」
提案が採用になった場合は、金3万、銀2万、銅1万。
しかも、最多賞は何と20万。驚きです。びっくり!
採用した提案や最多賞は皆が見ることができるよう貼り出しをする。
「やはり、見える化は効果がある」
競争をあおる仕組みも継続している要因らしい。

また、この間、テレビに出ていた社員は、
年間200枚の最多賞で20万円支給され表彰されていた。
ただ、採用になった提案は1枚もなかった。

通常の会社であれば、たぶん上司が
「採用は1枚もないのか?」と
怒ってしまうかもしれない。
しかし、未来工業の上司はそれで良しとしている。
何という肝っ玉の広さ。おすまし

山田塾長は、提案を1枚も見ることがない。
理由は、「社長や幹部が見ると心臓に悪いからだ。」がーん
確かに、社員としても出しにくいだろう。

提案は、委員会メンバーにすべて任せている。
任された社員も自分たちで決められる嬉しさがある。
※けして、社長が提案を見ないほうがいい。
 幹部社員もタッチしない方がいい。
 提案制度を社員たちに任せる。
提案制度が続いている要因は、そこかもしれません。

提案制度を導入している会社は数多くあるでしょう。
しかし、こんなにも増えていった会社はあるのでしょうか。
社員たちが自ら提案を出し続ける為には、
会社として、提案しやすい環境をつくることや
常に社員が提案を出したいと思ってもらうような仕組みを
考えていくことが大事だと痛感した今回の未来塾でした。

来月のテーマはブラック&ホワイトの会社?・・
また、また楽しそうですね。おすまし



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